2012年2月23日木曜日

【310シンポジウム「福島原発事故被害者のいのちと尊厳を守る法制定を求めて」】

[日 時] 2012年3月10日(土)10時半~15時

[会 場] 郡山市民交流プラザ大会議室(郡山駅西口1分ビッグアイ7階)

[内 容]
講演「福島原発震災被害者の援護のための特別立法について

                ―広島・長崎・ビキニ―ヒバクシャの悲劇を繰り返さない」
   秋元理匡さん
              (日本弁護士連合会、東日本大震災・原子力発電所事故等対策本部原子力PT事務局長)

各地からの報告
~福島市渡利地区、大波地区、二本松市、飯館村、南相馬市、浪江町、いわき市、県外避難者

パネルディスカッション 「福島原発震災被害者のいのちと尊厳を守る法制定を求めて」
 コーディネーター:佐藤和良(脱原発福島ネットワーク、福島原発震災情報連絡センター)
 パネラー:
 秋元理匡(日弁連・東日本大震災原子力発電所事故等対策本部原子力PT事務局長)
 石丸小四郎(双葉地方原発反対同盟)
 中手聖一(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク)
 宇野朗子(ハイロアクション福島原発40年実行委員会)

[主催] 脱原発福島ネットワーク・ハイロアクション福島原発40年実行委員会・子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
[共催] 福島原発震災情報連絡センター

[お問い合わせ] ハイロアクション福島 080-1807-6999 info@hairoaction.com


2011年3月11日、天災に続いて起こされた、福島原発の大事故。
1年を経てもなお、その終わりは見えず、放射性物質の新たな放出、拡散と濃縮が続いています。

未曾有の原発事故被害の大きさと深さにもかかわらず、私たち被害者は、必要な情報から遠ざけられ、
総合的な支援策が講じられないまま、不安と被曝受忍の中で分断され、その傷を深くしています。
福島県民だけでも避難を余儀なくされた人は30万人を超え、放射能汚染地では住民が復興の糸口を
見いだせないまま放射能汚染への日々の対処を強いられ、人としての幸福と尊厳ある暮らしの権利を
奪われ続けています。

・私たちは、東京電力が引き起こした原発第事故の被害者です。
・この人災で奪われたものはすべて、加害者が「原状回復」を基本に、完全賠償するべきです。
・私たちには、尊厳をもって幸福な生活をする権利があります(生存権、幸福追求権)。
・私たちには、安全な地で暮らす権利があります(避難・移住の権利)。
・私たちには、福島にとどまるにせよ、離れるにせよ、生活を保障される権利があります。
・私たちには、危険を回避し、被曝による健康障害を防ぐために必要なあらゆる情報へのアクセスを保障される権利があります。
・私たちには、被ばくによる健康障害を最小限にするための、保養・疎開を含めた防護策と、健康障害の早期発見および適切な治療を保障される権利があります

私たちは、これ以上奪われない、失わない。

福島原発震災2年の始まりを前に、
シンポジウム「福島原発事故被害者のいのちと尊厳を守る法制定を求めて」を開催いたします。

0 件のコメント:

コメントを投稿